起業するなら何がおすすめ?初心者でも成功する起業のステップも紹介!

起業とは、自分で新しい事業を立ち上げることを言います。

近年はインターネットの発達により、以前より気軽に起業することが可能となっています。

しかし、起業へのハードルが下がっている分、

「起業に興味はあるけど、何をしたらいいのかわからない」

「初心者でも始めやすい業種って何?」

という方も増えているのではないでしょうか。

したがって、本記事では、起業とは?から、おすすめの業種、起業を成功に導くためのステップまで紹介していますので、起業に興味がある方は参考にしてみてください!

そもそも起業って何?

起業とは?

起業には、個人事業主として「開業」するのと法人を設立して「起業」する2つの種類があります。「開業」は起業ではないのではないかという疑問も出てくるかもしれませんが、独立して事業を立ち上げることに該当するので、起業に当たります。

個人事業主とフリーランスの違い

個人事業主は、個人で活動して収益を獲得しているので、混同されやすい言葉に「フリーランス」があります。

フリーランスは、企業と雇用契約を結ぶことなく、業務を請け負う「働き方」を指します。

それに対して、個人事業主は、自分の事業を立ち上げ、企業や個人に対して商品やサービスを提供し、収入を獲得します。

まずは個人事業主として始めるのがおすすめ!

起業する方法として、法人設立と個人事業主がありますが、まずは個人事業主として起業するのがおすすめです。

理由として以下があります。

① 0円で起業できる

法人設立は登記費用がかかるのに対し、個人事業主は0円で起業できます。

登記費用として、10万円以上かかるので、初期費用を抑える必要があります。

② 個人事業主の方が税額が低い(所得800万円まで)

所得が800万円以下であれば、法人税よりも個人事業主の方が支払う税額が低くなります。

個人事業主は累進課税率、法人は比例税率で支払う税金の額が決まります。

所得が800万円の場合、個人事業主にかかる税率が23%、法人税にかかる税率は15%となり、法人の方が低くなるので、個人事業主で所得が800万円を超えたタイミングで法人化するのがおすすめです。

2023年におすすめの業種

初心者におすすめの業種5選

・WEBライター
・ブログ・アフィリエイト
・ネットショップ経営
・せどり
・動画配信・編集

WEBライター

WEBライターは、クライアントのテーマやキーワードなどの企画に沿って情報を収集し、WEBサイトに掲載するための記事を書く職業です。

初期投資としては、パソコンとネット環境くらいで、どちらも揃っていたら、いつ、どこでも執筆活動をすることができます。

一定のライティングスキルや執筆の経験がないうちは定単価の案件しか受けられず、高い収入を得ることは難しいですが、スキルや経験が得られれば、単価アップが見込めます。

また、特定分野の知識がついてくれば、専門的な記事を書くことができるので、依頼も増えてきます。

ブログ・アフィリエイト

ブログやアフィリエイトは、ユーザーが求める商品やサービスを自分自身のブログやWEBサイトで紹介して、広告を経由して商品を購入してもらうことで収入が得られる職業です。

アフィリエイトもWEBライターと同様、初期投資としては、パソコンとネット環境くらいなので、いつ、どこでも働くことができます。

しかし、アフィリエイトを始めるに当たって、WordPressの知識や記事の作成方法などを勉強する必要があったり、広告を載せれば必ず報酬が得られるというわけではないので、戦略的にブログを運営していく必要があります。

ここで、WEBライターとアフィリエイトは何が違うの?と疑問に感じると思います。

その違いは以下の点になります。

【WEBライター】
①クライアントから案件をもらい、記事を書くことによって報酬が得られる成果報酬型
②クライアントの指示のもと執筆するので記事の内容は決められない

【アフィリエイト】
①ブログ運営をして、広告などを通して他社のサービスを販売し、売れると報酬になる成功報酬型
②自分でサイトを運営するので、記事のコンテンツや内容が自由に決められる

ネットショップ経営

ネットショップ経営とは、仕入れたり、自分が作った商品をネット上で開いたお店を通して販売することをいいます。

楽天市場のようなモール型サイトに出店したり、「BASE」や「Shopify」などを利用して自分自身のネットショップを手軽に作成できます。

実店舗がなくても開業でき、小さく始められるという点でメリットがありますが、最初から簡単に売れるわけではありません。

利益を上げるためには、ニーズを探ったり、売れる商品を作る必要があり、売れるようになってからも、在庫管理についても考えていく必要がある点ではデメリットになります。

せどり

せどりとは、商品を安く仕入れ高値で販売し、その差額を利益とする業種のことを指します。

ネットショップ経営とほとんど同じ形態で、始めやすい業種の一つです。

しかし、販売してはいけないものや許可が必要な商品があるので、取り扱う商品には注意する必要があります。

販売してはいけないもの・盗品
・偽ブランド品
・違法薬物
許可が必要なもの・中古品
・薬品
・薬物
・生き物
・武器
・不動産
・証券

動画配信・編集

YouTubeなどの動画配信サイトに動画を投稿し、収入を得るという業種です。

すでに飽和状態であり、これからYouTube配信を始めても収入が得られるのかという不安も感じると思います。

しかし、可能性がないわけではなく、創造性があり、質の高いコンテンツを投稿することができれば、チャンスを掴める可能性があります。

また、それ以外に動画編集スキルを生かして、外部委託で仕事を請け負うことも可能です。クラウドソーシングサイトなどを利用して、案件を獲得していくのも一つの方法です。

女性におすすめの業種5選

・家事代行
・ネイルサロン
・オンライン教室
・事務代行
・ハンドメイド

家事代行

家事代行は、個人宅の家事全般を代行するサービスで、資格や許可などが必要ないので、比較的始めやすい業種になります。

日頃から家事を行っており、一定以上のスキルがある主婦のスキルを活用することができるので女性におすすめです。

特に仕入れが必要ないので、初期費用がかからず、一度利用して満足してもらえれば、リピーターを獲得しやすいというメリットがありますが、長距離移動の場合は、時間単価が下がってしまうというデメリットもあります。

ネイルサロン

ネイルサロンは、顧客の手足の爪にネイルを施す専門職で、女性のニーズを理解しやすい女性におすすめの業種になります。

起業に必要な資格はないので、手軽に始められるというメリットがあります。

ただし、マシンを購入したりすると初期費用が発生してしまう可能性があるので、初期費用を抑えるために、自宅開業や出張専門という選択もあります。

資格を取得しなくても始められますが、ネイリストとして働く場合は基本的に取得しているのが前提となります。

最近では、「JNECネイリスト検定」や「JACジェルネイル技能検定」の2つの取得を必須とするサロンも多いので、取得することでお客さんや同業者からの信頼を得ることができます。

オンライン教室

オンライン教室は、英会話やヨガ、ピアノなどこれまでは対面で行っていたものをオンラインで行うというものです。

特定のスキルを持っていたり、開業する目的を持っている場合、オンライン教室はおすすめです。

コロナ禍以降、オンライン教室の需要は高まりつつありますし、オンライン上で教えるので、自宅ででき、コストも抑えることが可能です。

しかし、オンライン教室は集客が重要となり、SNSなどで集客する必要があります。集客が初めてだとどのようにすればいいのかわからず、集客に時間がかかるというデメリットもあります。

事務代行

昨今では事務を外部委託する企業も増えており、事務代行の求人が増えています。

業務内容は多岐に渡り、データ入力や商品の出品登録だけでなく、SNSの運用や画像の作成などの仕事もあります。

在宅勤務の可能の求人も多いため主婦やフリーランスの方に人気の職種となっています。

ハンドメイド

自身で作成したアクセサリーなどの小物や服やバッグ、多種多様なアイテムを販売する業種です。

得意なものづくりを職業にできるので、趣味として楽しみながらも収益が得られることがメリットとなっています。

作業場所としてスペースを取らない場合、自宅でできる点ももうひとつのメリットです。

ネットで委託販売などを続け、軌道に乗ってからは自分の店を持つというのも可能です。

起業するための5ステップ

起業を考えている場合は、事前に必要な準備や手続きを知っておくことをおすすめします。

一般的な起業までの流れは、下記の通りです。

ここでは、一般的な起業の流れとともに、必要な手続きやその際に考えておくべきことについて説明していきます。

ステップ1. 起業する目的を決める

思いつきで起業をすると、モチベーションが続かなかったりする可能性があります。なぜ起業したいのか?自分がどうなりたいのか?起業する目的を明確にしておくことが大切です。

ステップ2. 事業内容を決める

次に、自分が決めた目的を達成するための事業内容を考えます。

ここでは、どんな人をターゲットにして、商品やサービスをどのように提供していくのか決めていきます。

ビジネスは、売り上げがなければ成り立ちません。ターゲットに商品やサービスを届けるためには、どのようなチャネルで販売していくのかを決めたり、競合を分析して競合他者との差別化をしていく必要があります。

ステップ3. 起業の手続きを行う

個人事業主として「開業」するのか、法人を設立して「起業」するのかを決めて、そのための手続きを行います。起業方法は、自分の始めたビジネスに合った方法を選択しましょう。

個人事業主として開業する場合は、開業から1ヶ月以内に、税務署に開業届を提出だけで手続きは完了となります。

法人を設立する場合は、さまざまな書類の作成や定められた場所への提出が必要となるので、あらかじめ流れを確認しておくことがおすすめです。

ステップ4. 資金調達方法を決める

自分が始めようとしているビジネスにどれくらいのコストがかかるのか把握して、資金を確保する必要があります。

資金には「設備資金」と「運転資金」の2つがあります。

店舗やオフィスを借りる場合の内装費、家具やインターネットの回線などの費用は「設備資金」となります。

それに対して、家賃や光熱費、通信費など、事業を運営していくうえで継続的にかかる費用が「運転資金」となります。

資金を確保する方法には、融資を受けたり、補助金や助成金を利用する方法などがあります。

しかし、WEBライターやデザイナーで、自宅に事業で使えるパソコンやスマホが揃っている場合は、0円での起業も現実的に可能です。

ステップ5. 事業を開始する

会社の設立や開業の手続き、資金の準備が完了したら、自分が決めた事業の内容を実行に移していきます。

初期費用はできるだけ抑え、少しづつ拡大していくのがおすすめです。

まとめ

近年は、インターネットが発達してきているので、初期投資をあまりかけずに起業することが可能になっております。

しかし、事業を継続していくためには、業種選びが鍵となってきます。そのために、その業界がどうなっているのかリサーチをしたり、その業種で起業する目的を決めておくのがおすすめです。

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